大相撲で満員御礼の垂れ幕が下がる基準はあるの!?

大相撲が好きな人ならば、テレビ中継だけでなく一度は全6場所のうち1箇所に直接見に行きたいと思うでしょう。
しかし、テレビ中継を見ていて気がつくこととして、客席に空席が目立っていてもなぜか満員御礼の垂れ幕が下がっていることに違和感があります。

幕下から中継が始まるBS放送を見ている人ならば満員御礼の垂れ幕が土俵上に掛かっていない状況を知っていますが、地上波放送を視聴している人ならば幕内力士が入場してからというケースが少なくありません。実は、大相撲の満員御礼は感謝の意を表す意味合いが強いために本当にチケットが完売していなくても掲げることがあります。

相撲

特に地方場所ではチケットが完売にならないことも珍しくないために、ある程度売れたら満員御礼の垂れ幕を掲げてしまう状況です。

では、全体の何割のチケットが販売されていれば満員御礼の垂れ幕を下げることになっているのでしょうか!?
近年は8割以上が販売されていれば満員御礼を出すことになっており、大相撲人気が低迷していた時期には75%であっても満員御礼としていたこともあります。

日本人横綱が暫く登場せず、海外出身力士が横綱相撲を取らない格闘技になっている状態が長く続いているためにチケット完売が難しい状況が続いていることも一員です。

幕内力士が全て入場した時点で8割程度のチケットが当日券を含めて売れていれば、満員御礼として来場者へ感謝の意を表すという形式的なものとなっています。